長逗留の時代は相部屋が主だった

2011.12.17

ひとりで、のんびりと温泉に浸かって、静かな旅館でゆったり泊まる。そんなひとり時間が過ごせればどんなに素敵だろう、と思えども、ここでも又、ひとり客には多くのハードルが待ち構えている。温泉旅、その歴史を遡れば湯治と言う名の旅、療養が主目的だった。今風に言うなら「癒し」だが、かつては、もっと積極的な「治療」に近いイメージだったようだ。「お医者さまでも草津の湯でも」云々と詠われたように、温泉に行くのは今で言う病院通いみたいなもの。

[参考]
伊勢志摩 ホテル
志摩周辺の宿泊施設・宿 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/240000/LRG_241400/
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平和台ホテル天神
平和台ホテル天神 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad393628/
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大村セントラルホテル
大村セントラルホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad357360/
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郡山 ホテル
郡山周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/070000/LRG_072500/
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ホテルエコノ金沢片町
ホテルエコノ金沢片町 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad312729/
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となれば、連れ立って、ではなく、ひとりで行くのが普通だった筈で、かつての温泉宿はひとり客が主な客層だったと推測される。今も東北や信州の一部の温泉にはその形が残っているが、湯治場の宿は、病院でいうなら長期入院。即ち、長逗留する客が殆どだったので、食事は自炊、部屋は相部屋というスタイルだった。病院なら大部屋、といったところ。今では、激安のパック旅行くらいしか相部屋になることは無いが、古く日本では家族単位で個室を宛がわれることは少なく、部屋の定員いっぱいまで、相部屋詰め込みが普通だったわけで、そうなれば、ひとり客も団体客も平等に扱われる。或る意味、ひとり旅には好条件だったとも言える。家族ではなく他人との相部屋、取材旅行では時折余儀なくされることがあるが、何かと気遣うことが多く、やはり、ゆっくりと寛ぐというわけにはいかない。僕は鼾が酷いので、先に寝てしまうと相方が眠れないだろうし、朝は朝で早起きし過ぎて、起こしてしまっては気の毒なので、布団から中々出られない。やはり、ひとり客にはひとり部屋が欲しいところだ。たとえ効率の悪いひとり客でも、快く受けてくれる有難い温泉旅館。宿のあとさきも又、ひとり旅には大事な要素。新たな旅館像を探りながらのひとり旅である。





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