センチメンタルな旅の終わり

2011.10.20

帰りが気になったので駅へ急ぐが、城のふもとのバス停はタイミングが悪かったので、乗れずじまい。とことこと歩いたが駅までは意外に遠かった。館山に発着する列車は、各駅停車と同じようなタイプの普通電車や、東京からの特急電車だが、ほとんどが国鉄時代からの車両で、塗装もここ三〇年ほど変化なしだ。退屈極まりないが、各地の車両がたとえ新型ではなくとも塗装を様々に変えてしまった今となっては、逆に国鉄時代をしのばせるノスタルジックな雰囲気を醸し出している。しかし、ようやく新型の特急電車が二〇〇四年後半に登場することになった。今回は、行きの「ビューわかしお」の快適さが気に入ったので、帰りもやはりこの「ビュー」に乗ることにした。館山発の「ビューさざなみ」は、東京方向からホームに入ってきた。ただし、折り返し運転ではなく、ちょっと戻ったところにある小さな車両基地で準備をすませたあとやってきたのである。





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